マグカップをさがす旅

ずっと使っていたマグカップが割れてしまったのはもう一月以上前だ。ディズニーランドのお土産にもらった、やたらでかいスティッチの顔のマグカップを愛用していた。スティッチは嫌いじゃないが(『リロ・アンド・スティッチ』は大好きだ)、普段はあまりキャラクターもののグッズを使わないから、自分の中ではレアな感じだった。

 

だけど、割れてしまったものはしょうがない。

 

間に合わせで適当に見繕うか、もらったマグカップを掘り出すかと思っていたが、考えてみえばマグカップは毎日使うものだ。これまでも朝昼晩と食事のときもコーヒータイムも、ずっと同じカップを一日に何度も洗いながら使っていた。これは、これだけ使い込むんだから、とっておきのお気に入りのマグカップを選ぶべきなんじゃないだろうか。

 

そういうことで、マグカップの方向性について思案し始めている。まず、キャラクターものは外すか、あえて使うか。雑貨屋さんで売られてるムーミンのマグカップとかさ、ベタだなぁ〜と思いつつ、いつもやっぱ欲しくなる自分がいる。ちなみにわたしはスティンキーとスノークが好きだ。

 

↑ずっと欲しくて気になってるヤツ

 

そして、「ベタな」と言うならば、やっぱりマリメッコのマグカップが欲しい! 今こそマリメッコなんじゃないかと心が叫んでいる。ちょっと前まで猛烈にウニッコのファブリックでカーテンを作りたいと思っていた。でも、マグカップを選ぶなら、ケスティトかヴィヒキルースの柄がいいな。ドットのラシィマットも欲しいんだけど、これはカーテン候補の模様でもあるから、別にした方がいいかもしれない……と、夜な夜なムフフと妄想している。

 

買い物は、いざ本当に買うときよりも、その前にアレコレと品定めをしているこういう時間が一番楽しい。

 

作家が作ったカップなんかも探してみると楽しいなぁとか、骨董市でも行こうかなぁとか、選択肢をどんどん広げてしまうのであった。これはいつまで経っても決まらない。

『アフタースクール』を見る

 

『鍵泥棒のメソッド』に続き、内田けんじ監督の『アフタースクール』を見る。主演は大泉洋さん。

 

 

中学教師の神野(大泉洋)の元に、同級生だと名乗る探偵・島崎(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。島崎は、同じく同級生の木村(堺雅人)を探しているという。なりゆきで島崎の捜査に参加することになった神野は、行方不明になった木村を追う内に、木村の別の側面を知ってゆく。

 

途中でどんでん返しからのネタばらしが楽しい映画で、ミスリードに次ぐミスリード。観客はある限られた視点でしか物語を見せられず、途中で大きく視点が変わるんだけど、そこでも「えっ、こいつらが黒幕なの……」とここでもミスリードを誘い、初見では話がよくわからず、見返したw 話の筋が理解できると、また別の意味で最初から見返したくなるんだけど……。

 

これはミステリーなのかな? 謎解き的な感じでは面白いけれども、ハラハラドキドキや感動を求めるようなものじゃない。あと、ストーリーも、筋書きを書き出せばどうってことない。見せ方が面白い映画なのかな。

 

堺雅人さんが行方不明役だから、重要人物なのになかなか登場せずにせつなす(´;ω;`)

『鍵泥棒のメソッド』を見る

 

堺雅人さんと香川照之さん主演。銭湯で頭を打って記憶喪失になった殺し屋と、ロッカーの鍵を盗んだ売れない役者が入れ替わってしまう。あらすじはややこしいので割愛(苦笑)。記憶喪失になり自分を売れない役者だと勘違いしてしまう殺し屋と、殺し屋の金を使い込みひっこっみがつかなくなった役者めぐって、てんやわんやになってゆく。

 

内田けんじ監督の映画は、『運命じゃない人』『アフタースクール』『鍵泥棒のメソッド』と3作見たけど、見終わった瞬間もう一度絶対見返してしまう。

 

DVDで見たときは、副音声で内田けんじ監督とムロツヨシのトークが収録されていて面白かった。プライムビデオはそういう特典はないのね。ちなみに映画内でのムロツヨシの出演は一瞬だ。

 

香川照之さんの、ぴっちりネルシャツ姿が良い。スマートで爽やかだw 雑誌編集長の水嶋さん(広末涼子)も好きになるのわかる〜、と、妙にキュンキュンするのであった。

 

『清須会議』を見る

 

2013年公開の三谷幸喜監督の映画。織田信長と織田信忠が本能寺の変で死に、織田家の相続を誰が引き継ぐか会議が開かれる。後見人は柴田勝家と羽柴秀吉。

 

最大の見どころは信長の弟や息子たちの顔がそっくりよく似てるところだろう(多分違う)。伊勢谷友介(信長の弟・信包役)と、妻夫木聡(信長の息子)が、映画の中で見分けがつかなくて悩んだ。

 

清須城内の閉鎖空間で、限られた人間関係の中で話は進む。知略謀略の限りが尽くされる……と思いきや、どストレートな色仕掛けや、空気が読めない柴田勝家(役所広司)がすてき。丹羽長秀役の小日向文世さんは終始小難しい顔をしていて男前。

 

女性は鈴木京香さん(お市の方)も剛力彩芽ちゃん(松姫)も、眉なしお歯黒。なのに美しいから女優さんってすごいやね。んで、この二人が清須会議の結果を決める。

 

黒田官兵衛役の寺島進さんは、『真田丸』の出浦様にしか見えないから、最後まで「えーっと、この人誰だっけ……」とw (公開年で言うと『清須会議』が先だけども)。

 

『レフト・ビハインド』を見る

 

主演はニコラス・ケイジ。Amazonのレビューでは星1つがつきまくっており、ラズベリー賞も受賞しているw

 

これは一応ネタバレ……なのかな? だけど、ネタバレ読まないと話の意味が分からないかも。

 

left behind は「置いてけぼりにされる」というような意味。ヨハネの黙示録の予言により、審判の日が近づくと、苦難から人々を守るため信仰の深い人々を先に天国にやり、地上に残された人々は終末を待たなければならない……らしい。その時は突然やってきて、着ていた服を残して、人々が突然消えるそうだ。で、天国へ行けなかった人々が「置いてけぼり」なのね。

 

本作は信仰のある人にとっては、さながらホラー映画なのだろうか。

 

主人公はパイロットで、妻は一年前から突然キリスト教にのめり込み、宗教の話しかしなくなったことに内心辟易していた。大学生の娘も母の変貌から、家に帰ってこなくなった。その日は主人公の誕生日だったがフライトの予定を入れ、家族から距離を置き、翌日にはCAの女性とデートにでかける約束をしていた。飛行機がアメリカを発ち、ロンドンへ向かう最中、大西洋上空で「そのとき」が来る。機内で忽然と乗客の一部と、そして子どもたちが、着ていた衣服を残して消えてしまい、パニックになる。地上とも連絡がつかず事態が呑み込めないままNYへ引き返す最中、主人公は妻から聞かされていた話を思い出し、みなが天国へ行ったのだと悟る。

 

乗客を無事に地上に戻し、彼らに悔い改めるチャンスを用意しなければならない使命感を背負う主人公なのだった。

 

だけど、飛行機が空港に着陸できるだけの燃料がなくなり、さあどうする! という、スペクタクル……なのか?